丸太が大好きな人たちの祭り、丸太祭
こんばんは！
オフシーズンに突入しましたが皆さんいかがお過ごしでしょうか？
12月のこの時期になると、オフシーズンなだけあって
ライディングスクールとかしかなくて
レースが全然開催されてないんですよねー
ところで、オフロードレース（土の上を走るレース）には
モトクロスのほかにもエンデューロというカテゴリがあるんです。
エンデューロって何？って思う方もいるとは思うんですが
正直私もよく分かっていません。笑
とりあえず、私みたいな観戦初心者から見たエンデューロの認識は
「バイクで山登るし一周めっちゃ長いからなかなか山から戻ってこないレース」です。
これだけ聞いたら全然おもんなさそうですけど、そんなことないんですよね。
エンデューロにずぶずぶハマっていく人を結構見かけます。
さてさて今回はこのエンデューロというカテゴリのイベント、丸太祭へ行ってきました！
関西のローカルレースなのですが
メーカーなどの出店数も多く、招待選手もエンデューロ界のすごい人たちが来ていて豪華！
年々レベルも上がっているようで
ローカルレースとしての盛り上がりは全国一との声も。
このレースの基本は特設エンデューロコースで行われる耐久レース。
1時間のクラスと3時間のクラスがあって、
3時間のクラスはショートカットコースにたくさんの丸太が置かれています。
今回は知り合いがみんな3時間コースに出ていたので
3時間コースを中心に書こうと思います。
さて、丸太祭とはどういう祭りか。
まずはコースを見てみましょう。
あっ、確かに丸太ですね。
（この写真は勇者コース）
なんですかこの大量のタイヤは。
これがコースなのですか、そうですか。
衝撃の光景を目の当たりにしたところでパドックをふらつきます。
レース開始は11時半。
ちょっと早めのお昼ご飯を買おうかなーと、のんびり歩いていたら
丸太祭を運営しているオフィスアクションの方々、
そして全日本モトクロス名阪ラウンドの実況でもお馴染みのおやじちゃんさんと遭遇！
オフィスアクションの方々とは数日前にTwitterでお話したりしていたのですが実際お会いするのは初めて。
今回、私は一人で観戦、何かお手伝いすることがあればお手伝いしますよーと言っていたんです。
そしたら会って早々
「しみちゃんスタート進行ボードやってね」
「 えっ」
「お弁当あげるから」
「あっ、はい」
交渉成立してもうた…
ということで、お昼のお弁当と引き換えに
スタート～秒前とかのボードを出す大役に選ばれてしまいました。
いろんな人に何であんな所にいるの、って突っ込まれました。
出しゃばってすみません。ほんとすみません。
で、いよいよスタート！
このスタートの雰囲気がたまらないんですよねーー
さてさてスタートしたところで、まずは勇者コースの丸太セクションへ。
迫力満点でした！！
背中に何でか分からんけどしっぽついてる野口選手！
今回の丸太祭を盛り上げていた、吉川和宏選手！
エンデューロ界期待の新人、ほのぼの系の前橋くん！
（ちなみに後ろにちょこっと見えているのは今回は残念ながら欠場、
エルズベルグなどの海外レースに出場されている田中太一選手です）
こちらは直接お会いするのは初めて、
五天選手こと、ごっちゃん先生！
かっこいい！
さすが、上に行く人は違いますね。
3周目ぐらいになるとコツを掴んで、ひょいっとやってのけます。
（45秒ぐらいでごっちゃん先生が出てきます！）
まあでもかっこよく丸太を越えられるばかりじゃないのが丸太祭。
「こんな丸太越えられへん！無理や！！」
と叫びながら挑戦するライダーも。
もし失敗して転けても笑ってあげるのが観客の役目です。
というか、失敗してるところを見るのが楽しい、みたいなところあります。
観客全員笑顔。（ひどい）
走ってる人も見ている人も楽しいです！
さてさて次はロープにタイヤがたくさんついていたセクション
通称「パンダ沼」
ご覧ください。
（´-`）.｡oO（ん？パンダ…？）
ちなみに、このパンダさんがいるから「パンダ沼」と呼ばれているわけではありません。
パンダ舎のようにタイヤがぶら下がってるから「パンダ沼」と言うそうです。
勘違いしてました、すみません…。
で、そのパンダ沼にハマる方々。
一人余裕かましてる人がいましたが
全体的に地獄絵図ですね。
ぐっちゃぐちゃです。
そしてここのセクションの醍醐味は
観客が嫌がらせするスタイル。
吊らされたタイヤを観客がロープで引っ張って揺らします。
丸太祭は観客参加型のレースです。（棒読み）
こんなにみんな苦しそうなのに笑って見てる観客。
ひどいレースですね。笑
レースは3時間ですが本当にあっという間でした！
一位で帰ってきたのは吉川和宏選手！
章典外でしたが優勝ウイニングラン丸太もされてました。
見事な転けっぷりで観客は大盛り上がり！
さすがっす！
そして、そのウイニングラン丸太の前で一人、
レース終了したのに丸太にバイクが挟まって動けなくなっているライダーが…。
ゼッケン117、空気の読めない京大生
（無線でそう言われてた）
そして助けないマーシャルさん。笑
吉川さんの弟子（？）、小川くんもさすがです。
最後まで観客を楽しませてました、みんな大爆笑でした。
そして表彰式！
なんとトロフィーを渡す役になりました。
しみちゃんって紹介されてましたけど、
ここに来てる人のほとんどは私のこと知らないですからね。
バイト代はお昼のお弁当ですしね。
マジでオフィスアクションの人の陰謀怖いです。笑
さてさて、表彰台のてっぺんに登ったのは野口久友選手！
（背中にしっぽついてた人）
表彰台インタビューおもろすぎましたw
そして2位はスターティンググリッドで一人控えめに
ロクスンパンチをかましていた、我らがごっちゃん先生！
（動画撮れなくてごめんなさい！）
9時間かけて石川県から来た甲斐ありましたね。
今回初めて丸太祭に行きましたが
ピリピリしたレースって感じじゃなくて、
いかにも「お祭り！」なところが良かったです。
最後まで楽しい楽しいイベントでした！
知り合いがいなくても大丈夫です。
レースのルール知らなくても大丈夫です。
来年もきっと、こういうイベントが行われると思います。
楽しそうだなーと思ったあなた、
とりあえず足を運んでみるべきです！
ほんとに！
あー楽しかった。
お世話になった方々、ありがとうございました！
さてさて、私の今年のレース観戦はこれにて終了です。
そしてご報告、
来年の8月から一年間留学に行くことになりました。
てことで、せっかくダート系のレースに出会ったのに
しばらく見れなくなります。つらい。
それまではお金と時間が許す限りレースを見に行くので、
またどこかでお会いしましょう！
ではまた！
