帰国初オフロードレース観戦!JEC阪下を観に行ってきた
こんにちは!
1か月前に留学から帰ってきたしみちゃんです。
お久しぶりです。私は元気です。
マレーシアで見てきたスーパーバイク世界選手権の観戦記がまだ書きかけなんですが、今回は順序を飛ばして先週末のお話です!
日本帰国後、初オフロードレース観戦となります。
ご覧の通り、マディのコンディションでした。
※マディ:雨で路面がドロドロのコンディション。後半になるとゼッケンが見えない。つらい。
Japan Enduro Championship、略してJEC。
IAクラスが一番上のクラス、その次が順にIBクラス、ナショナルクラスとなっています。
女性カテゴリのウィメンズクラス、また、承認クラスのB、Cクラスもあります。
承認クラスはエンジョイ会員であれば参戦出来るそうです。
MFJのエンデューロライセンスが必要なナショナルクラス以上に比べると敷居が低いですね!
JECのレースはテスト、ルートの2つ、そしてファイナルクロス。
それらで主に構成されています。
テスト:速いタイムを出すためにしのぎを削るテスト区間のこと。
よーいどん!のスタートではなく、一人ずつ間隔をあけてでのスタート。
そこを早く通り過ぎてもダメだし、遅すぎてもダメ。
遅着や早着といった形で、ペナルティを課せられます。
ライダーは規定時間内にそのルートを走らなければなりません。
3時間のレースの後に、ファイナルクロスというレースがまた別にあります。
これは、IA/IB/Nクラスのみのレースで、
今回は3時間のレースの順位をもとに3レースに分かれていました。
ファイナルクロスはタイムよりも、順位の方が大事になってきます。
超スプリントレース、よーいどん!のレースです。
これで順位が振るわないと、総合の順位にも響くので
観客は見ていて楽しいですが、走ってる側は結果に響くレースなので全力です。
テスト区間の合計タイム+ファイナルクロス
で一番速いタイムだった人が優勝です。
…と、こんなざっくりとした説明で合っているのでしょうか。
もっと分かりやすくその魅力が伝わる文章があったので紹介しておきます。
(JEC Promotion com. エンデューロとは http://jecpromotion.com/?page_id=31)
今回のJECはレッドブルがスポンサーについていました。
レッドブルの存在感たるや。
私は、マディの路面で滑って転んで迷惑をかけたくなかったので
今回奥の方までは行けずじまいでした。
ですので、あくまで観客目線、
観戦エリアだけの話をすると、とても見やすく面白いコースでした。
丸太エリア、去年も面白かったんですが、今年のもすごく良かったです。
ブログ書いてるくせに、ペラい感想しか言えない自分が情けないですけど、
どれぐらい良かったかというと、丸太、ヒューム管エリアにトータル1時間半いたぐらい良かったです。
ここ、観ていてめっちゃ楽しいんです。
レースの半分はここに居ました。そんなプレスいますか。いませんね。
(実はオフィスアクションさんの計らいで、今回プレスゼッケンを頂いたのです。
まだまだそんなレベルではないので恐縮です。ありがとうございます。)
今思えば、上のモトクロスAコースも行けばよかったと後悔してます…。ううっ
やっぱり見ていて迫力あります。
こんなに近くでライダーのジャンプとか、なかなか見れないですよ。
あと、失敗されるとバイクが観客側に向かってきます。スリリング。
座って観てたらアブナイので、いつでも逃げられるようにしないといけません。
今回、JECを見るのが初めてだという女の子に出会ったのですが
丸太、ヒューム管エリアしか見ていないし、ルールもよく分からないけれど面白かった!とおっしゃっていました。
応援するライダーが多ければ多いほど観戦が楽しくなりますよね。
今回のIAクラス優勝者、#2 鈴木ケンジ選手!
(漢字表記にすると、違う人のプロフィールにリンクしてしまうので、あえてカタカナ表記にしています)
ケンジ選手のジャンプ。
この捻り、迫力あります。
続いてIAクラス2位だったのが、#1 釘村忠選手!
鈴木選手と釘村選手が飛びぬけて速い。
いつもトップ争いは、お2人の独断場状態です。
3位はIA昇格ルーキー、#26 熊本悠太選手。
実は私、表彰式でお見かけするまで、熊本選手のことを知らず…。
表彰式でお見かけしたイメージ、なんだかイケメンの体育の先生っぽいですよね。
キャップにTシャツ、ダートスポーツの賞金プレートを指導簿っぽく持っているから…?
きっとそのせいですね。
今後注目させていただきます!
#5 小菅浩司選手
#6 小菅泰輝選手
親子でIAクラス、しかもゼッケン1つ違いなんです。
お父さんの走りは渋くてカッコいい、タイキくんの走りは派手でカッコいい。
走りだけ見ると全然違うタイプなんですけど、どちらの走りも私好きです。
#26 前橋孝洋選手
去年のIBクラスチャンピオン、今年からIAクラスです。
現在20歳、実力もあるので、日本エンデューロ界の若手ホープとして期待されています。
今回IAクラスで4位だったんですが、相当悔しがっていました。
私、JECでは前橋くん推しなのです。次戦頑張って!!
#15 井上雄介選手
大臣さん。(Sugiyama Racing Japan (SRJ))
エンデューロ好きなら、この方を知らない人はいないと言っても過言ではないと思います。
私が今までで唯一サインをお願いしたエンデューロライダーさんです。
2015年JNCC開幕戦サザンハリケーン大阪より
大臣さんの右手に優しさを感じます。
今回はお話する時間があまりなかったのですが、
今度こそ、大臣さんの面白いお話をゆっくり聞きたいものです。
#52 沼田誠司選手
モトクロスライダー、JECではIBクラスだったのですが
今回IBクラスで優勝されたので、次戦からIAクラスに特別昇格です。
モトクロス、JEC、JNCC、スノーモービル…
私が知っているだけでもこれだけ多くのカテゴリにおいて
高いレベルで戦っておられる沼田選手、すごすぎます!
#83 石戸谷蓮選手
IBクラスで2位獲得の石戸谷選手。
ホタテの人です。
今年IAクラスに上がってくださると信じております!
表彰式も盛り上がっていました。
本澤会 会長さんと
私も一年越しの念願叶って、ホタテキャップとホタテステッカーを頂きました。
これは嫌々貰うのが礼儀だそうです。
知らなかった…喜んで貰ってしまった…(。>Д<)
本澤会の皆様、ありがとうございました!&今後ともよろしくお願い致します!
本澤会についてはこちら→本澤会.com | 二日酔いが俺のベストコンディション
このホームページ、超面白いです。声出して笑いました。
#218 和田選手
今回はじめまして、和田屋の和田さんです!
(和田さんのブログ 和田物語)
本澤会のライバル的存在らしい。
私はどちらも応援させていただきます!
追記:和田さんよりご指摘いただきました。
本澤会とはライバルなんてモノではなく「宿敵」です。
和田屋が「正義の味方」的なアレなら、本澤会は「巨悪の根源」的なアレなのでお間違いないよう、よろしくお願いします。
な、なるほど。失礼しました。
その割にパドック隣だっ....ゴニョゴニョ
スプリントレース(よーいどん!タイプのレース)のように、
目で見て順位がはっきりと分かるわけでもなく、
ルールがよく分かっていないとその面白さが分からないのが
エンデューロなのでしょうか。
でも逆に、ハマったらなかなか抜け出せないんだろうなあ…とも思います。
麻雀も、最初はルールが難しいイメージがあってとっつきにくいけれど、
いざ始めると止められないっていいますし、
そういうものってハマったらずぶずぶハマりそうです。
こうやって、テスト区間以外では情報交換もしているそうです。
JECでは、ライバルと直接対決がないので、自分自身とタイムとの戦いです。
淡々と、でも一秒でも速いタイムが出せるようにしのぎを削ります。
一見地味に思えるコーナリングの場所でも、
トップライダーだとテクニックが光っていて、
「わー、こんなスムーズに曲がっちゃうの!かっこいい…!」
とか思いながら見てます。
キュッって曲がる人とか、リアタイヤをガンガン滑らせながら曲がる人とか。
岩本さんがYouTubeに上げていた動画です。
モトクロスAコースのフラットコースにて。
トップライダーによるコーナリング集です。
この動画を見るのが楽しくてですね、もう何度も見ました。
ここ行けばよかった。(´;ω;`)
後半になってくると、ヘルメットの奥の目が辛そうな人が増えてきて、
「頑張ってーー!」って応援したくなります。
間隔をあけてライダーが走っているので、
ひとりひとりの走りに集中して見ることが出来ます。
その観察が楽しかったりします。人それぞれ違って面白いんです。
これが私的、エンデューロ観戦の醍醐味です。
とか言いながら、まだ1年半と観戦歴は浅いですけど…。
これぞエンデューロというテストと、
スプリントレース的要素を持つエンデューロクロス、どちらも楽しめるJEC。
ちょっとマニアックだと思われるかもしれませんがハマりそうです。
次戦、日高(北海道)行きたいなあ。アリですね。
その前に早いこと就職先決めて、バイトしなければ。
頑張ります。
今回も多くの方と出会い、お世話になりました。
私のこと、覚えてくださってて嬉しかったです。
何人かには忘れられているかと思っていました。ほんとに。
オフィスアクションの皆さん、ライダーの皆さん、その他お会いした皆さん、
ありがとうございました!!
素人ですが写真を撮ったのでシェアします。
ライダーさんによって写真の枚数のばらつきがあります。
ではまた!