初！トライアル観戦！ 全日本トライアル選手権第2戦＠名阪スポーツランド
こんにちは！
4月の3週目は各地でレースウィークでしたね！
モトクロスは埼玉県のオフロードヴィレッジにて、
トライアルは名阪スポーツランドにて、
ロードレースは鈴鹿で2&4！
2輪モータースポーツファンにとっては悩ましい週末でしたねー
お金さえ工面できればオフビへモトクロスを見に行ってたと思うのですが、
昨シーズンの名阪から弘楽園、菅生と3戦連続遠征、
そして今年の開幕戦の熊本HSR。
普通の学生のお財布の限界が来ました。
ついに連続観戦記録が途絶えることに…(*_*)
ということで選択肢は2つ。
私に”レースを見に行かない”という選択肢はありません。
週末にバイクが走ってる所へ行かないと悶え苦しみそうなので…(´･ω･`)
てなわけで週末どうしようかと。
実はですね、2月に東京と大阪でナイトロサーカスという
バイクやBMXが飛んだりするイベントがあったんですが
そこでトライアルライダーの藤原慎也選手とお話する機会があって
トライアルに関する話をして頂いたんですね。
で、その時から是非見に行きたい！と思っていたんです。
それなら！
行くしかないでしょう！！
ということで、全日本トライアル選手権第2戦in名阪スポーツランド（奈良県）へ行ってきました！
オフシーズンから（モトクロスを見に行くために）教習所へ通っているのですが
なかなか進まなくてまだ仮免状態。
ということで弘楽園に続いて、公共交通機関で名阪！
のつもりで調べていたんですが、
レース前日に車に乗っけてあげるよーという神の声が聞こえたので
お言葉に甘えて車に乗せていってもらいました。
中西さん、ありがとうございます！
ちなみに、名阪スポーツランドへは
電車とバスとタクシーを使えば行けるのですが
自分メモとして、また後日書きます。たぶん。
てなわけで車に乗せてもらって、いざ名阪へ！
じゃーん！
モトクロスの時は観客席だった場所がコースになっています！
まずここで衝撃を受けます。
ところで、トライアルって聞いたことはあるけど
どんな競技か良く知らないという方が多いんじゃないでしょうか？
私も実は、今回ルールを全然勉強せずに見に行きました。
トライアルの知識、ほぼゼロです。
私が今回習得したての知識を使ってそれっぽく説明すると
トライアルとはいくつかのセクションに分かれている所を制限時間内にまわり、
総合でミスをした点数が少ない人が優勝という競技です。
コース図（パンフレットより）
各セクションでは難所もあればミスが許されない場所もあります。
足が地面につくたびに1点ずつ減点され、
そのセクションだけでトータル5点減点になると強制退場です。
ちなみに崖から落ちたり、時間切れになると一発で5点減点、退場になります。
スタンプカードみたいに点数をカードに記録してくれるそうです。
他にも細かいルールがあるかと思うんですが、とりあえずこの知識量で十分楽しめました。
（あくまでもトライアル観戦初心者の見解です。間違ってたら教えてください…）
朝8時半ぐらいに着いたのですが
各ライダー、ウォーミングアップ中でした。
ということで、まずは藤原選手のパドックへ向かいます。
しかし、問題発生。
パドックの場所が分からない。
パンフレットを見ても分からない…。
とりあえず駐車場整理のお兄さんに聞いてみます。
「ちょっと僕じゃ分かりかねますね。
チケット売り場の人に聞いてみてください。」
ええ…分からないの…
チケット売り場へ向かいます。
「んー分からないなあ。ここ下ったところじゃないかなあ。」
なんて適当な…
でも言われた通り、ここを下った所にパドックがあったので良かったです。
（初めて名阪来た人は分からないんじゃないかな）
藤原選手にご挨拶してきましたよー！
藤原選手、日本テレビの「徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました」という番組で
優しいヤンキーとして紹介されたんです。
私もそれがきっかけで藤原選手のことを知ったんですが本当に優しい方！
サングラスかけて私服だったら
遠くから見ても存在感半端ないですが全く怖くないです！
ファン（私含め）もたくさん話しかけに来ていました。
ちなみに今回のパンフレットの表紙は藤原選手です！
サイン貰いました！＼(^o^)／
パンフレットの中も！
昨年、藤原選手はここ名阪で
国際A級クラスにおいて優勝されたそう！
てことで、いざトライアル観戦！
全日本トライアルのクラスは
国際A級スーパークラス、国際A級、国際B級の3つで構成されています。
藤原選手は昨年国際A級のチャンピオンを獲って、
国際A級スーパークラスに今年から昇格です。
すごい！勢いありますね！
トライアルは、クラスによって通過しなければならないセクションが違っていて
ライダーによっても、まわるタイミングなどが違うので
今回は藤原選手を追ってトライアル観戦ツアーをすることにしました。
初トライアル観戦…
名阪へ行ったことがある方はよく分かると思うんですが、
なんせモトクロスコースだもんでアップダウンがめちゃくちゃ激しいんですね。
そして、モトクロスコースよりも
山の方へ観に行かなければいけない事の方が多いです。
それを国際A級スーパークラスはなんと3周するんです。
いやもう
完全に山登りですよね。
ロープを持って崖を降りるstyle…
路面は、ほとんどが未舗装なので
転けないように慎重に登ったり下ったりします。
2周歩いてトレッキングシューズの購入を真剣に考え始めたぐらい体力を奪われてしまいました。
ちなみに50m走で10秒台をたたき出したことがあるぐらい運動出来ないんですよね…体力ない…うう…
トライアルは見る側も体力がいりますね。
ちなみにちなみに。
国際A級スーパークラスで戦う選手は2人1組で動くんです。
これらの写真でライダーの横におられる方のことをマインダーといいます。
トライアルはタイヤのブロック単位で走行ラインを決めるぐらい
シビアで集中力が必要とされる競技。
走行ラインがほんの少しでもズレると落下してしまうんですね。
マインダーは、そのラインを見極めてライダーに指示したり、
そのセクションの残り時間を伝えたり、
ライダーが飛んで、もし失敗した時に助けたりする役割があります。
ロードやモトクロスにはない役割ですね。
私も教えてもらうまで知らなかったです。
二人三脚ですね。
でもやっぱり主役はトライアルライダー。
いやもう、想像以上でした。
石とかを越えるだけやと思ってたんですが
違うんです。
崖を登るんです！
その名の通り崖！
そのまんま崖！
わああああ、すごい！！！
そして、トライアルライダーはバランス感覚が異常！
普通じゃ倒れちゃうよーって所を
驚異のバランス感覚で立て直してしまうんです。
んーでもやっぱり、トライアルは写真じゃスゴさが伝わりにくいですね。
カメラマンの腕が悪いからですか？すみません…(。>д<)
動画バージョン！
どうですか？
やばいですよね。
うん、やばいです。
スピードを競うモトクロスなどと比べると
タイヤが2つ付いているのは同じだけども、
全く別物だという印象を受けました。
そして、トライアルを見ていていいなあと思ったのは
モトクロス以上にライダーと観客の距離が近いこと。
モトクロスでも十分近いんですけど、
トライアルってヘルメットの形が特徴的で
ライダーの真剣な顔を観客からでも見ることができるんですね。
競技中、マインダーとコミュニケーションをしているライダーの生の声が聞けたりします。
これは実際に見てみないと分からないんですけど、
ライダーの緊迫した空気が観ているこちら側までガンガン伝わってくるんです。
そして、会場からも「がんばれー！」って声援が聞こえたり、
成功すると「おおーーー！」って歓声があがって自然と拍手が起こります。
レースを見ているというより、ショーを見ている感じがしました。
なんだか私の中では新鮮でした。
うーん、おもしろい！
そして結果は…
優勝！
ゼッケン1、ガッチこと小川友幸選手！
藤原選手は11位でした！
ルーキー勢（昇格組）ではダントツトップだったそう！
これからも応援させていただきます（＾＾）
そして！
明日から2日間（4月25、26日）、
栃木県にあるツインリンクもてぎでトライアルの世界戦があるそうです！
なんという！！
関東に住んでたら絶対行ってました。笑
またトライアル見に行きたいなーーー
大満足の週末でした！
やっぱり私は2輪モータースポーツが大好きです！
お世話になった皆様、ありがとうございました！
ではまた！
